2011年3月23日水曜日

タニタ、睡眠の過不足やリズムを計測して PC で管理できる「スリープスキャン」を開発

株式会社タニタは、2010年4月6日、眠りの状態を定量的に評価して表示する睡眠計「スリープスキャン(SL?501)」を開発、5月に発売すると発表した。価格は3万6,750円(総額)。

医療機関で一般的に行われている睡眠ポリグラフによる判定結果と相関性の高いアルゴリズムにさまざまな情報から確立した指標を加え、点数による総合評価を行えるようにしたのが特徴。

すでに富山市の立山システム研究所を通じ、徳島県美馬市でモニター導入が決まっているとのこと。

不眠症など睡眠障害にかかわる問題がクローズアップされているが、スリープスキャンを使えば睡眠の過不足やリズムを在宅でも簡単にチェックすることが可能。

タニタでは、一般だけでなく、睡眠外来のある医療機関や介護施設、運輸業界など向けに、初年度1万台の販売を計画している。

スリープスキャンは計測ユニットとセンサーマットが一体となった構造を採用。寝具の下に敷き、横になって就寝するだけで簡単に計測できる。身体を拘束したり多数の電極を取り付けたりする必要がなく、リラックスした状態で計測できる。

具体的にはマットに組み込んであるセンサーが脈拍数、呼吸数、体動を検出し、SD メモリーカードに記録。これをパソコンに差し込み、専用のアプリケーションで解析し睡眠の深さを4段階のステージグラフで表示する。

さらに睡眠時間や寝つき時間、途中で目覚めた回数などの情報から、睡眠の状態を定量的に評価する睡眠点数を算出する。

このほか計測日時の記録を睡眠日誌としてグラフ化し、睡眠習慣の時間的傾向を把握することができる。

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引用元:ル·シエル·ブルー(Le Ciel Bleu) 情報局

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